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| 製作 | JR東日本 |
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| 種別 | 特急 |
| 列車名 | 「成田エクスプレス」 |
| 車輌形式 | 253系 |
| 走行区間 | 成田空港〜横浜・新宿・大宮など |
| 最高速度 | 130km/h |
| 登場年 | 1991年(平成3年) |
1991年(平成3年)、成田国際空港(新東京国際空港)の直下まで乗り入れる鉄道路線が開業。それまで旧成田空港駅(現在の東成田駅)と上野を結び空港アクセスを担っていた京成電鉄「スカイライナー」が乗り入れ先を変更したほか、JR東日本も空港アクセス列車の運行を新たに開始。「成田エクスプレス」が誕生し、東京の空の玄関と首都圏各地を結ぶ。
運転系統は、成田空港と東京駅経由で新宿方面、また横浜方面を結ぶもの。前者は新宿から先、池袋や大宮、高尾へ。後者は横浜の先、大船まで運行されている。また両方面行きの列車は、成田空港〜東京間で併結。東京駅までは1本の列車として運転されたのち、分割され、それぞれの方面へ運転されるという効率的な形だ。
そのため先頭車輌には、東京駅での分割併合がやり易いよう自動連結装置を装備。編成も、小回りのきく3両編成と輸送力のある6両編成が用意され、複数の行き先への柔軟で合理的な運行が可能である。
さてその外見は、赤に白と黒というコントラストが高い、なかなかに派手で個性的なもの。それでいてスマートで落ち着きもあり、どこかヨーロッパを思わせる異国情緒漂う色彩を身にまとう。また窓ガラスが小さく、さらに濃いスモークが入っているため、外からは車内の様子がよく分からない。全体的に日々の世界とは違った雰囲気、隔絶された空間が演出され、成田空港――日本の出口へ向かう列車として、強い非日常性を感じさせる。
【→ 253系「成田エクスプレス」の写真を見る(Googleイメージ検索)】
車内の色彩も同様で、白い壁面に赤と黒で彩られた存在感のあるシートが並ぶ。またデッキ部の照明が暗めに設定されており、客室内の様子を伺えない窓ガラスと合わせ、どこか浮世離れした空気を持っている。国際空港への列車であること象徴するかのごとく、その行き先には別の世界が広がっていそうな雰囲気を醸し出す。
【→ 253系「成田エクスプレス」の車内写真を見る(Googleイメージ検索)】
そして、その設備も個性的。グリーン車は4人用コンパートメント席と1列+1列の開放席という、往年の「こだま」や「つばめ」のパーラーカーを彷彿させるゴージャスなもの。(※ 開放形のグリーン車には、シート配置が1列+2列になっているものもある。)
さらに普通車も個性的だ。日本の特急列車では2人がけのリクライニングシートが片方を向いて並ぶのが一般的なところ、なんと4人向かい合わせのボックスシートになっている。
そうした構造は日本では特異だが、実はヨーロッパの特急では一般的なもの。外国人乗客が強く意識されている。しかし日本人には慣れない場合も少なからずあり、のちに増備・改装された一部車輌ではその配置が見直された。そのほか外国人を意識したものとして、英語、ハングル、中国語による案内電話サービス機器も設置されている。
また空港特急であるため、荷物を置けるスペースが充実。客室端のスペースのほか、方持ち式シートを採用したことにより、座席の下にも荷物を置ける空間を創出。各ボックスシート間にも、荷物を置くことが可能だ。
この253系「成田エクスプレス」は、その存在理由はもちろんデザインや設備に至るまで、日本人の日常の生活、「普通」とは離れた世界に存在する。また逆にそうした演出がされていることで、これから広い世界へ、日常の空間から旅立つ人々の気分を高揚させてくれる装置にもなっていると言えよう。
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| キーワード(上記文中の赤字部分) | |||||||||||||||||||||||||||
| 特急「成田エクスプレス」 / 空港アクセス / 効率的 / 自動連結装置 / 小回り / 輸送力 / 柔軟 / 合理的 / 派手 / 個性的 / コントラストが高い / スマート / 落ち着き / ヨーロッパ / 異国情緒漂う / 濃いスモーク / 日々の世界とは違った雰囲気 / 隔絶された空間 / 強い非日常性 / 存在感 / 浮世離れ / 別の世界が広がっているかのような雰囲気 / ゴージャス / ヨーロッパの特急では一般的 / 外国人乗客が強く意識 / 日本人には慣れない場合も少なからずあり / 案内電話サービス機器 / 荷物を置けるスペースが充実 / 日本人の日常の生活、「普通」とは離れた世界に存在 / 広い世界へ、日常の空間から旅立つ人々の気分を高揚させてくれる装置 | |||||||||||||||||||||||||||
| その他所感 | |||||||||||||||||||||||||||
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鉄道擬人化「Rail-G Station」 | 〈製作〉恵知仁 | 2005.05.22 初出 / 05.24 改訂 / 06.04 改訂 / 06.05 改訂