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| 製作 | JR九州 |
|---|---|
| 種別 | 特急 |
| 列車名 | 「はやとの風」 |
| 車輌形式 | キハ140形、キハ147形 |
| 走行区間 | 吉松〜鹿児島中央 |
| 最高速度 | 95km/h |
| 登場年 | 2004年 (改造ベース車種は1976年) |
九州新幹線が新八代〜鹿児島中央で開業した2004年(平成16年)春、JR九州は観光需要喚起、流動の活性化を図るため、鹿児島地区に観光列車を投入。鹿児島中央〜隼人〜吉松に、特急「はやとの風」を新設する。
使用される車輌は、国鉄時代に製作された一般形気動車のキハ40/47形に、JR九州が高出力化改造を施したキハ140/147形で、それをさらに「はやとの風」用に改造したもの。種車は古く、しかも「一般形」であるが、「特急」として使用するため、相当に手が入れられている。


その外見は、造形こそ基本的に種車のキハ40/47形と同一だが、なんと塗色が前代未聞の黒一色。しかしそれでいて、暗さや地味さは皆無。車体各所に列車名などが金文字で入れられており、レトロな雰囲気を醸し出しつつ、シックでゴージャスなイメージを放つ。
また車内は、種車の機能重視で飾り気が無い姿から、木材の温もりが溢れるもの一新。その床や壁面はもちろん、座席までもが木材を使用したリクライニングシートに。さらに照明には暖かな光を放つ白熱灯が採用され、落ち着いたレトロで柔らかな雰囲気の中、列車の旅を楽しめるようになっている。
そのほか車体中央部には展望スペースが設置され、また客室乗務員が旅の雰囲気を盛り上げるサービスを行うなど、「観光列車」としての非日常性は満点。そのハード面ソフト面共に、一般形として生まれた車輌を特急形として使うため、大幅に改造されている。
さて、この列車が走るルート――鹿児島中央-(鹿児島本線)-鹿児島-(日豊本線)-隼人-(肥薩線)-吉松――は、昭和2年(1927年)に出水や川内を経由する海沿いの線路が出来るまでは、鹿児島本線として、九州の背骨として活躍した路線だ。特に隼人から吉松、人吉を経て八代へ至る肥薩線は、開業した明治期の遺構、エピソードが多く残されており、歴史とロマンを楽しめる路線として有名である。
「雄藩」として、近代日本に大きな影響を与えた薩摩の国。明治から大正、昭和初期にかけ活躍し、その記憶が今も残る肥薩線。そして21世紀、そこに現れたレトロでゴージャスな特急「はやとの風」。薩摩に薫る歴史の息吹を肌で感じ、そのロマンに想いを馳せるにはうってつけの列車かもしれない。
| 製作 | JR九州 |
|---|---|
| 種別 | 普通 |
| 列車名 | 「いさぶろう」、「しんぺい」 |
| 車輌形式 | キハ140形、キハ47形 |
| 走行区間 | 人吉〜吉松 |
| 最高速度 | 95km/h |
| 登場年 | 2004年 (改造ベース車種は1976年) |
特急「はやとの風」と共に肥薩線で活躍する観光列車。ループ線やスイッチバック、日本三大車窓といった名所、また建設された明治期などの古いエピソードが多く残る吉松〜人吉間を担当する。
列車名である「いさぶろう」、「しんぺい」は人名で、肥薩線建設の難工事に尽力した逓信大臣 山縣伊三郎、鐵道院総裁 後藤新平から採られたもの。同区間の矢岳第一トンネル入口には、「天険若夷」、「引重致遠」という両氏の石額が残されている。
また、この列車は「はやとの風」と違い2004年3月の九州新幹線開業以前から運転されていたが、その機会に合わせ一大刷新。それまでのキハ31形に代わり、一般形気動車のキハ140/47形を観光列車に改造。新型「いさぶろう」、「しんぺい」として、「はやとの風」と共に活躍を開始する。


使用される車輌について、その成り立ちや目的、種車、思想等の基本は、同時に誕生した「はやとの風」とほぼ同じである。存在感がありながら落ち着いた古代漆色を身にまとい、金と黒のエンブレムが輝く外見、木材の温もりとシックなレトロ感が漂う車内、展望スペースなど、「観光列車」として強い非日常性を放つ。


ただ「はやとの風」と大きく違うのは、「特急列車」でなく、「普通列車」であること。そのためリクライニングシートではなく、4人がけのボックスシートになっている。単純に考えれば、「はやとの風」の普通列車版と言えるかもしれない。
| キハ140/147形「はやとの風」 | キハ140/47形 「いさぶろう」・「しんぺい」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 擬人化分析スケール | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 擬人化キーワード (上記文中の赤字部分) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 観光列車 / 金文字 / レトロ / シック / 木材の温もり / 白熱灯 / 落ち着いたレトロで柔らかな雰囲気 / 非日常性は満点 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 特急「はやとの風」 / 黒一色 / 暗さや地味さは皆無 / ゴージャス / 薩摩に薫る歴史の息吹を肌で感じ、そのロマンに想いを馳せるにはうってつけ | 「いさぶろう」・「しんぺい」 / 成り立ちや目的、種車、思想等の基本は、同時に誕生した「はやとの風」とほぼ同じ / 「はやとの風」の普通列車版 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| その他所感 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 非日常性を高める装置 / 非日常性を楽しむ列車 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| キャッチフレーズ | |
|---|---|
| 「薩摩の歴史の風薫る、ロマン溢れるミニトリップ」 | 「雄大な風土と先人の歴史を今に伝える語り部」 |
| イメージ(全体) | |
| 昔風なツアーコンダクター + キャビンアテンダント + バスガイド | 左に同じだが、現実的であっさりしている。双子的存在。 |
| イメージ(服装) | |
| レトロモダン。それ自体に非日常性を感じられる服装だが、装飾を外せばシンプルで実用的なもの。 | 左に同じだが、飾り気が少なく、あっさりしている。 |
| 性格 | |
| 人生経験豊富な大人。実直で骨太。世話好き。努力家。 | 左に同じだが、より現実的。あまり飾らす、サッパリしている。 |
| 行動の傾向 | |
| 個性が強く存在感があり、しかも世話好きだがあまり出しゃばることはせず、落ち着いている。周りを盛り上げていこうとするタイプ。口数が多い方ではないが、重みを感じさせる口調。さりげない気配りが上手。肝が据わっており、ちょっとやそっとじゃ動じない。 | 基本的に左と同じだが、明るく能動的で、あまり重さは感じさせない。上品さ、華やかさはやや少ない。サッパリしており合理的。とはいえそれは、「はやとの風」と比べればの話。広く考えると、かなり品があって落ち着いている。家柄の良さそうな、品があって華やかな姉妹。 |
| チャームポイント | |
| シックで落ち着いた、それでいて存在感のある、何かを悟ったような、吸い込まれそうな独特の雰囲気。芯が強そうな眉とまなざし。 | シックで落ち着いており、存在感がありながら、親しみやすい雰囲気。芯が強そうな眉とまなざし。 |
| 長所 | |
| まとめ上手。責任感が強い。演出力がある。気配り上手。盛り上げ上手。人生経験が豊富。身体が丈夫。芯が強い。忍耐があり、打たれ強い。環境に対する適応力が高い。 | 基本的に左と同じ。重厚感や華やかさは少ないが、親しみやすい。 |
鉄道擬人化「Rail-G Station」 | 〈製作〉恵知仁 | 2005.04.09 初出 / 2005.04.14 「いさぶろう」・「しんぺい」追加